Instagram広告(インスタ広告)は、Meta社が提供しているInstagramやFacebookに配信される広告です。現在、Instagramは国内で3,300万人、Facebookは2,600万人が利用しており、国内における主要なSNSの1つとなっています(※利用者数は各メディアの最新媒体資料から引用)。インスタ広告は、このInstagramやFacebookを閲覧しているユーザーにリーチすることができ、Facebookの登録情報を活用するため、精度の高いターゲティングが特徴です。
一方で、インスタ広告は多くの企業が実施しているため、とりあえず配信してみたもののなかなか効果が出ないというお声もたくさん頂いています。インスタ広告で効果を上げるためには、画像サイズやフォーマットなどの基本情報に加え、最新トレンドや効果的な使い方も知っておく必要があります。
今回はその中でも、画像・テキストといったクリエイティブにおいて抑えるべきことや、最新のトレンド・効果的な手法についてご紹介します。工務店における成功事例についてもお伝えしますので、ぜひ最後までご覧下さい。
この記事を読んでわかること
・インスタ広告で今注目の画像サイズ
・トレンドの動画広告
・工務店で効果の良い広告の特徴
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インスタ広告で抑えるべき画像サイズ
インスタ広告の基本サイズはこれまで、正方形・縦長・横長の3サイズでしたが、最近はやや縦長の4:5サイズを見ることも増えました。4:5サイズを作成する際の注意点についてもお伝えします。
インスタ広告の画像の基本サイズ
インスタ広告の基本サイズは下記の通りです。インスタ広告の設定時には基本的に3サイズの画像を設定しますので、★のついている4:5・縦長・横長の3サイズを用意するのがおすすめです。
インスタ広告の画像サイズについて
正方形1080×1080ピクセル(1:1)
4:51080×1350ピクセル★
縦長1080×1920ピクセル(9:16)★
横長1080×566ピクセル(1.91:1)★
しかし、Instagramの検索結果や発見ホームなど、正方形しか対応していない掲載面も存在します。そのため、
①正方形にも対応できるデザインで4:5サイズを作成する
②正方形サイズも作成し、4:5サイズを設定後に一部掲載面のみ設定画像を正方形サイズに入れ替える
のいずれかで対応する必要があります。
最近注目の4:5サイズ
インスタと言えば正方形の画像のイメージがありますが、最近は投稿でも4:5のサイズが増えています。これは、スマートフォンで見た際に、正方形の場合は上下に他の投稿も表示されるのに対し、4:5の場合はその投稿だけが画面に表示されるため(※機種による)、画面占有率が上がり、ユーザーが他の投稿に流れにくいというメリットがあります。
広告についても同様で、画面占有率を上げるために4:5のサイズが増えていると言えます。
4:5サイズ作成時の注意点
4:5サイズの広告画像を作成する際、上記の「①正方形にも対応できるデザインで作成する」場合には、正方形・4:5サイズどちらの掲載面にも対応できるよう、工夫が必要です。具体的には、背景の写真やデザイン部分は4:5サイズいっぱいに作成し、その中で文字要素などユーザーに伝えるべき情報については正方形の範囲内に収めます。これにより、どの掲載面においても必要な情報が伝わるデザインにすることができます。
もしデザイン的に、文字要素だけを中央に配置することに違和感がある場合には、「②正方形サイズも作成し、4:5サイズを設定後に一部掲載面のみ設定画像を正方形サイズに入れ替える」で対応してください。
トレンドの動画広告
インスタ広告の最近のトレンドは、何といっても動画広告です。動画は静止画に比べてユーザーの反応が良く、配信ボリュームも増える傾向があります。
工務店のイベント告知の場合には、ルームツアーの動画が最もおすすめですが、動画の撮影が難しい場合には、静止画を繋げたスライドショー動画でも、1枚ものの静止画に比べると反応が高くなる傾向があります。なお、スライドショー動画は広告マネージャ上でも簡単に作成が可能です。
動画広告作成時の注意点
動画広告の作成にあたっては、いくつか注意すべきポイントがあります。
まず、動画の長さについてです。インスタで動画を投稿する場合とは異なり、広告では長い動画はあまり見てもらえない傾向があります。そのため、動画の秒数はできれば15秒以内に収めてください。
次に、動画内に表示するテキストについてです。ユーザーとしては動画をしっかり見たいので、基本的に動画内のテキストは少なくしてください。最初か最後の数秒だけ入れたり、文字サイズを大きくしない、また、テキストの背景に帯を付けるなど、動画の邪魔にならないよう工夫をしましょう。
動画のサイズについては、リール動画に表示される縦長の9:16サイズは必須です。動画の作成・編集は静止画に比べて時間がかかりますので、その他のサイズについては用意できるようであれば用意して下さい。9:16サイズで全サイズに対応できるよう、正方形の範囲内に必要な情報を配置するのもおすすめです。また、設定時にはサムネイルの設定を忘れないようにしてください。
広告テキストのABテスト
広告におけるABテストとは、複数のクリエイティブを用意し、同時に配信することでどのクリエイティブが最も効果的かを判断する方法です。インスタ広告のABテストと言うと、画像のABテストをイメージする方が多いと思いますが、テキスト要素についても複数設定が可能です。
インスタ広告では、画像・テキストともに、同時に複数のクリエイティブを配信すると自動的に効果の良いものに配信ボリュームが寄っていくため、設定した予算内で効率的な広告配信が可能になります。
広告テキストのABテストを行い、集客を効率化させたいと考えている方は下記ページよりお問合せください。
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設定すべき広告テキストの種類
インスタ広告のテキスト要素には、メインテキスト・見出し(ヘッドライン)・説明がありますが、説明については表示されない掲載面が多いため、通常はメインテキストと見出しの2つを設定します。メインテキストは長い文章を設定することが可能で、見出しは比較的短い文章を設定します。
また、見出しはInstagramのフィード画面など表示されない掲載面があるため、必要な情報は全てメインテキストに入れるようにしてください。
広告テキストを複数設定する方法
メインテキストについては、枠の下に追加ボタンが表示されていますので、そちらをクリックすると最大5件まで追加できます。見出しについては、見出しの枠内をクリックすると、枠の下に追加ボタンが表示されます。こちらも最大5件まで追加可能です。
広告の配信後は、広告マネージャでキャンペーン画面の右上に表示されている「内訳」ボタンから「ダイナミッククリエイティブ要素」の「テキスト」または「見出し(広告設定)」を選択すると、メインテキスト別・見出し別のレポートが確認可能です。
効果の良い広告テキストの特徴
見出しについては先述の通りInstagramのフィード画面など表示されない掲載面があるため、メインテキストでのABテストがおすすめです。
工務店の見学会や相談会などのイベントの広告では、開催地・開催日を文章の冒頭に記載したパターンが効果が良い傾向があります。それに関連して、平日の遅い時間まで開催するイベントの場合は「お仕事帰りOK」など開催時間に関するアピールも効果的です。その他では、「無料セミナー」など気軽さをアピールする文言も効果的です。ぜひ様々な文言を試して、勝ちパターンを探ってみて下さい。
まとめ
インスタ広告で成功するには、画像・テキストでそれぞれABテストを続け、改善を繰り返すことが重要ですが、最新トレンドや他社の成功事例を盛り込んでいくことで、さらに効果を高めることができます。まだABテストを行っていない場合は、複数のクリエイティブを用意して実施してみましょう。また、今回ご紹介した4:5サイズと、動画広告もぜひ試してみて下さいね。
その他にも、集客やインスタ広告について相談したい場合は、ぜひ下記ページよりお問い合わせ下さい。
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