コラム

【マーケティング】効果のあるコラムの書き方を徹底解説!

マーケティング

マーケティングにおけるコラムの重要性

コラムがマーケティングにおいて重要な役割を担うことをご存知でしょうか?

そもそもコラムとは、新聞や雑誌などの評論欄に載る文章のことで、英語で〈縦の欄〉を意味する〈colum〉という単語からきています。もうすこし簡単にいうと、ある記事において、ライターの意見や感想、その記事の根拠や分析が書かれたものがコラムと呼ばれます。近年、このコラムを積極的に活用している企業が多く見られますが、一体なぜコラムが重要なのでしょうか?

 

「コンテンツマーケティング」と呼ばれるマーケティング手法があります。これは、ターゲットに対して価値のあるコンテンツを文章ベースで発信することでファンを増やし、最終的に商品・サービスの購入につなげ、中長期的な収益を獲得する方法です。ターゲットが求めているコラムを定期的に発信し、リピーターを増やすことが鍵になります。

コラムを書くメリット

コラムを継続することで、具体的にどんな良いことがあるのでしょうか?4つあるので、ひとつずつ見ていきましょう。

1.会社の信頼度が高まる

大抵、コラムは企業HPに載せることが多いです。もし自社の商品やサービスが気になっている人が企業HPを訪問してくれた際、定期的に情報の更新があることはとても心強いことです。自社ならではのノウハウだけでなくしっかりと業界に特化した情報や事例紹介などがあれば安心ですし、的確な情報をくれる会社として信頼度も厚くなるでしょう。

2.リピート顧客が増える

ターゲット設定を間違えさえしなければ、ニーズの合う情報を定期的に発信することでHPへの訪問回数は増えることになります。情報が溢れかえっている世の中だからこそ、顧客は常に最新の情報を模索しています。特に自社にしか書けない専門性や独自性の高い情報ほどニーズは高いので、そういったポイントを意識して書くとよいですね。

3.思わぬところから顧客獲得できる

新規顧客の獲得は、どの企業も頭を抱える課題ですよね。おもむろに営業をかける手もありますが、実際にユーザーが情報を求めてたどり着いたページが自社のコラム記事となると、その方が自社のお客様になる可能性は十分にあります。さらに、真新しい情報であると取材などで取り上げられ、多くの人の目につく可能性が一気に広がります。

4.文章を書くスキルが身につく

業界や職種にもよりますが、文章を書くことが少なくなっている人も多いのではないでしょうか。社会人として、構成の整った文章を書けることは基本。コラム記事を定期的に執筆することで、実践的に文章スキルを上達させることができます。もちろん、書いて終わりではなく反響を分析したりフィードバックをもらいながらブラッシュアップしていきましょう。

コラムを書くポイント

前述のとおり、コラムはエッセイや日記などとは異なります。コラムならではの書き方があるので、確認していきましょう。

1.ペルソナを設定する

ペルソナとは、コラムを読んでもらったり商品を買ってもらう対象となる具体的な人物像のこと。これは具体的にすればするほど執筆しやすいですし、よりまとまった内容になるので設定が不可欠です。例えば性別や年齢、職業や趣味、なにを知りたい/欲しいと思っているかなど、絞れるだけ絞っていくのがベストです。読者が多くても実際の購入にまでつながっていない場合は、おそらくターゲット設定がうまくいっていない可能性があるので、是非一度設定し直してみてください。

2.個人的・主観的な内容にしない

コラムは実際にあったことに対しての評論という位置づけになるため、「私」を主語にしたり、「~のようです」「~とのことでした」などといった伝聞形での書き方、「~だと思います」のような曖昧な表現はNGです。このような表現になると、読み手が〈この情報は本当なのだろうか…〉と不安を感じてしまいます。情報は徹底的に調べて確実なものにし、なにかを参考にしたのなら引用元を記載しましょう。

3.PREP法を用いる

読み手が興味をひく内容にするためにも、構成は非常に重要です。まずそのコラムが何について扱っているのかが一目でわかる内容がいいですね。そんなときは、PREP方を試してみてください。PREP法とは、「Point(結論・主張)」「Reason(理由)」「Example(具体例)」「Point(結論・主張)」の頭文字から来ています。この枠組みで一度作成してみると、より簡潔でわかりやすい内容に仕上がるので試してみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
コラムは自身のスキルアップだけでなく、会社としての知名度や信頼度をあげるために非常に効果的な手法です。最初は難しく思うように書けないこともあるかと思いますが、継続は力なりですので長期的な視野をもって定期的に執筆することをお勧めします。

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その他なにかご不明な点がございましたら、こちらからお問合せくださいませ。

  • この記事を書いた人

    DXDA事業部本部長

    武田純吾

  • 「お前は、建築業には絶対に進むな...」建設業の厳しさを知り尽くした父から贈られた言葉。けれど、苦労している父親の背中や、「きつい・汚い・危険」と言われる過酷な職場環境で歯を食いしばり懸命に働く家族や職人さんたちの姿が忘れられず「この業界を変えたい」と志し、コンサルティング業界の道に進み10年。豊富な実績を誇り全国の地域No.1工務店からの熱狂的なファンが多く、これまで建築業界にはなかった発想や唯一無二のアイデアで差別化を図り「ゼロからイチをつくる」ブランディングのプロ。2030年には新築着工棟数が半減する未来を見据えるなかで、業界全体の活性化のためにブランディングや生産性向上のノウハウを分かち合う「競争ではなく、共創」の考えを創造し、新たな建築業界の世界観をつくる”先駆者”。